旅の目的に応じたホテル選び、安全性と自由度を比較する

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今回は、宿泊先の決め方についてお話します。

宿泊先と言っても、人によって観光目的はいろいろありますね。観光先をゴージャスに過ごしたければホテルのクラスにこだわるのも一つ。宿泊先はお金かけず、観光や食事にこだわりたいというのもまた一つの選び方です。

宿泊先の選び方によって旅行の質は変わりますので、それぞれの特徴と選び方についてお話していきたいと思います。

 

泊まる地域の治安について調査する

犯罪・治安

犯罪・治安

まずホテルを予約する上で意外と見落としがちなのが、ホテル周辺の治安です。

ホテルの部屋・施設環境ばかりに目が行き、ホテル周辺の環境や治安が悪かったなんてことにならないよう、下調べをしてからブッキングしましょう。

 

有名なホテルだから、繁華街だから安全とは限りません。有名観光都市で、人が集まる場所でスリがたくさん起きていたり、一本道を挟むと裏通りで人通りが少ない道などもあります。

また昼は平気でも、夜は出歩かない方がいいとういうところもあるし、ホテルの前の道は安全だけど、3つ先の路地は犯罪多発地域だから近寄らない方がいい・・など、地域によってはあります。

予約する際は、ホテルの立地の治安や、交通機関が充実しているかを調べ、またインターネット検索で「○○(観光地名) 犯罪多発地域」などのキーワードで調べて、入ってはいけないゾーンなどを頭にいれておきましょう。

 

ホテルを選び方 〜安全はお金で買う〜

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汚い言い方かもしれませんが、海外では「安心・安全はお金で買う」ことができます。そして、高いお金を出した人には、お金に見合ったサービスを受けることができます。これはホテルならずとも、レストランでも言えることですが・・日本と比べると、海外はお金に対して、とてもシビアな反応をします。

逆を言えば、安い店やホテルは”それなり”の対応しかしてもらえません。対応が悪いだなんだ!と文句行ってクレームつけても、「だったらヒルトン行けよ!」なんていうスタッフもいると聞きます。(ムカつきますが)

日本のように、安いホテルでも客を丁寧に扱うような「お客は神!」という考え方やもてなしの精神は、よほどいいホテル止まらない限り基本外国のホテルではありません。安いホテルは、それなりの対応しかしてくれませんので、宿泊費にコストをかけれない場合は、それなりの対応も念頭に置いてブッキングしましょう。

 

それでは早速滞在目的別、ホテルの選び方についてお話していきます。

 

ステータスと安全性などの宿泊先の環境を重視なら一流ホテル

ヒルトンホテル、シェラトンホテルなどの一流ホテルです。有名観光都市なら必ずあるホテルで、接客も一流、食べ物・部屋の質・安全性が確保されているため居心地よく滞在出来ます。また、旅行でゆっくり疲れをとるためのリラクゼーションサロンなども常設していますので、気分良く優雅に滞在を楽しむことができますので、そのようなサービスを期待した方は、ハイクラスのホテルを選ぶのをおすすめいたします。

 

ただ一つ。

私の経験上、歴史を重んじている格調高いホテルの予約は気をつけてください。時々不運にもトラブルに会うことがあります。

何かと言うと「歴史」を重んじているホテルにありがちなのですが、空調関係のトラブルです。

たまに空調が壊れたり、シャワーがお湯または水しかでなかったり、排水溝の流れが悪い・・ということがあります。その他、部屋の電気が点灯せず、間接照明だけつく・・なんてこともたまにあります。日本では「うそでしょ?いいホテルとったのに!(怒)」と思うことがありますが、その国では意外と「古さゆえのスタンダード」だったりすることがあります(笑)

 

スタッフに知らされても、「申し訳ありません。はぁ、またかぁ〜、よく起こるんですよねぇ、とほほ」なんてお気楽対応なところもあります。超有名ホテルでもあります。(私は英国ロンドンでありました)

慣れるとどおってこのないのですが、初めは驚くし面食らいます。人によっては「旅行が台無し!お金返せ!」と怒り浸透する方もいるでしょう。

こんなトラブルにあったら、泣き寝入りせずに、毅然とした態度でスタッフに伝えましょう。外国には忖度文化は無いので、言いたい事ははっきり伝え、それなりの対応をしてもらうよう意思表示しないと動いてもくれません。

 

でも、”卿に入れば卿に従え”ではないですが、「こんなトラブルも、その国の文化。洗礼うけたわ、ラッキー☆」と楽しめたら、旅行の一つの思い出になるかなぁ〜とも思います。せっかくの旅行、欠点ばっかり見つめてキリキリイライラして過ごすのもったいないですし。

 

 

こう言った”トラブル”に遭遇すると、正直日本人は几帳面で真面目ですから、敏感に反応してしまうところがあります。その国の人からすれば「やられた!またかよ〜はっはっ!(苦笑)」と流せますが、経験値積まないと笑ってスルーとか出来ないと思います。

 

ですから遭遇したくない場合は、しっかりホテルのレビュー投稿を見るか、もしくはヒルトンやシェラトンなどの高級で格調高いけども近代的なセレブ感あるホテルを選びましょう。

 

 

ビジネスや観光重視にするなら中級ホテル

ある程度宿泊料金を抑えて、渡航目的であるビジネスや観光・食事などにウェイトを置いて旅行を楽しみたいと思う方は中級ホテルがおすすめです。ホテルランクでいうと三つ星ホテルで、日本で言うビジネスホテルのレベルのホテルになります。値段で言うと、1泊8000円〜15000円程度です。

中級ホテルも海外では様々で、モダンなホテルである場合と、築年数が経っていて歴史が刻まれたホテル、ただただ古いホテルなどがあります。

私がおすすめなのは、モダンなホテルです。モダンって何を通してモダンというの?と言われると困りますが、飾りっ気がなくシンプルで現代的なデザインを貴重とした清潔感があるホテルです。小さなホテルでも、新しいホテルはスタッフがイキイキとしていて若くてテキパキしている方が多いです。

カウンターも一人で切り盛りしているようなホテルもありますが、新築ホテルはセキュリティーや空調・水回りはもちろん、公共スペースもキレイにしてあります。

朝食のみしかサービスがなく、朝食もパンとベーコンエッグにコーヒーかジュースなど・・「え?これだけ?ちょっとお粗末?」的なホテルもありますが、必要最小限の食事と栄養は考えられてます。ちゃんとしたご飯食べたいなと思ったら、外食にするか、一流ホテルにするとクリアできる問題かもしれません。

 

 

安さ一番!で観光重視、または一人旅で自由気ままに旅をするならユースホステル

これは旅慣れていない人にはキツイかもしれません。でも何と言っても宿泊日が安い!!!これに限ります。バックパック旅行で各国を巡る旅をしたい!宿泊費は出来るだけ抑えたい!安全は自分で守る・・というスタンスの方向けです。

 

基本的には、部屋にはルームメイトがいて、バス・トイレは施設利用者共同利用。貴重品管理や炊事洗濯は自分で行い(場所によってはカフェがあるところもある)、ベッドの上だけが自分のスペースとなります。料金は1泊3000〜5000円。3000円切るところもあります。

施設利用者は、世界各国の人がいて、年齢層も若い人が多いですが、熟年夫婦や40代〜50代の人もいます。いろ〜んな人が、いろんな思いを胸に自由気ままに生活しています。

 

 

ユースホステルの一番大きな壁は、知らない人と共同生活しながら、一緒に泊まることですね。

 

知らない人と泊まるなんて怖いし、超アウェイでしょ!と思うかもしれませんが、これ、異文化交流が好きな人にとっては実はすごく嬉しい環境になったりもします。

特に一人旅をしている方には、ぜひユースホステルの利用をおすすめしたいです。

 

なぜかというと、一人で旅行をしていると、旅行中の喜びや感激など分かち合う人がいないため、旅行中に、妙に人恋しくなったりもする時があります。そんな時、ユースに帰ると、大体ルームメイトも同じような心境でいるので話しかけると話が弾むことが多いのです。人恋しさも吹き飛び、アウェイだと思っていた環境がすっごくアットホームな空間に生まれ変わるんです。スタッフと仲良くなっておくと、さらに楽しいです。

一旦話しかけると「今日は何した、どこへいった、こんないいところがあった、ここは行かない方がいいよ!」など、いろんな人と情報交換ができたりもします。人によっては、話が止まらなくなるほどマシンガントークして1日の感動を話し続ける人もいます(笑)

運よく意気投合すれば、その勢いで一緒に夜ディナーやバーに行って飲みに行ったり、翌日一緒に観光して回ったり・・などを通して、旅先で友達が出来るメリットがあります。

 

初めは勇気いるかもしれません。最初に部屋に入って誰かがいたら、簡単な自己紹介(例: Hi!, I’m ○○(名前)I come from japan, Nice to meet you!) をしてよろしく〜と言いましょう。

 

自己紹介程度の英語が話せればOKです。自分さえオープンマインドで接していれば、比較的外国の方は社交的なので仲良くなれて旅の仲間ができたり、現地で友達ができることもありますので、外国の文化・雰囲気をたっぷり吸い込みたい人はユースホステルおすすめです。

 

最後に、残念なことではありますが、中には悪事を働く人もいるようです。基本的に利用者はみんな同じ条件なので、各自それなりに警戒感を持って利用してはいます。自分の貴重品・特にスマホや財布はベッドに置きっ放しにせず、南京錠やダイアル式の鍵をかけてセキュリティーボックスに必ず保管しましょう。

 

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以上ホテルの選び方のお話でした。旅行の目的によってホテルの選び方は変わってくると思いますが、よりご自分の旅の思考を重視することによって、その旅で見えてくる世界が変わります。

いろんな視野を持って旅すると、より一層思い出に残る旅になるかと思います。

 

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